弘法寺のご紹介

開創、住職変遷
・7代目住職の位牌
~貞和4年(1348年)7月6日~
・海野円海氏(中興初代)円澄氏(二代目)
・白戸教道(三代目)
・白戸正徳(四代目・六代目)
・白戸裕道(五代目)

お祀りしている神々
・弘法大師(空海)
・不動明王
・愛染明王
・聖観音
・勢至菩薩
・お稲荷さま
・龍神さま
・福禄寿(七福神)
・恵比寿・大黒
・地蔵菩薩 など

本堂

家内安全、交通安全、合格祈願、当病平癒他
各種祈祷と年中行事を執り行います。

「お不動さま」と呼び親しまれる不動明王は、災いを打ち払い困難に立ち向かう力を与えて下さる仏さまとして、古来より日本の津々浦々の寺社において篤く尊崇されてきました。

供養堂

先祖供養、水子供養、ペット供養、 花嫁人形供養を執り行います。

独身で亡くなった方のために花嫁、花婿の人形を奉納して黄泉の祝言を行います。

主な行事

春季例大祭

春を呼ぶ、彼岸供養会と護摩祈祷法会・四国八十八か所お砂踏み

春季例大祭は毎年春分の日に行われ、どなたさまもご参加いただけます。彼岸供養会は、供養堂にて先祖代々等のご供養をいたします。
護摩祈祷法会は、本堂にて願いが書かれた護摩木を燃し、加持祈祷をいたします。
四国八十八か所お砂踏みは大広間にて、実際の四国の霊場寺院から持ち帰った砂を踏みしめ、掛け軸に向かい心を込めてお祈りすることで、実際に四国を巡拝したのと同じ御利益があるとされるものです。

秋季例大祭

秋彼岸供養会と火性三昧護摩祈祷法会

秋季例大祭は毎年秋分の日に行われ、どなたさまもご参加いただけます。秋彼岸供養会は、供養堂にて先祖代々等のご供養をいたします。
火性三昧護摩祈祷法会(かしょうざんまいごまきとうほうえ)は、真言宗の僧侶をはじめとする修験者が様々な荒行を行い、不動明王の境地に入っていくことにより、煩悩を除こうとするものです。火のついた炭の上を草履で歩く火渡りにもご参加いただけます。

本堂の仏像

本尊・弘法大師空海(こうぼうだいしくうかい)
空海は、平安時代に中国から真言密教を伝来させ、いまなお和歌山県の高野山にて祈りの瞑想をされているといわれています。西の高野山の本尊は金剛密殿というきらびやかな奥の院に安置され、常時お参りしていただけます。

お休み大師(おやすみだいし)
四国を修行中の弘法大師・空海が橋の下で野宿したお姿。寒さと空腹で一夜が十夜にも感じられたことから、生き悩んでいる人々の、長く辛い人生に思いを馳せ、救済の志を強くされたというもの。西の高野山のお休み大師には、当病平癒・心願成就・安眠・心の病などの御利益があるとされています。

千手観音(せんじゅかんのん)
どのような人々も漏らさずに救おうとする表れで千の手を持つ観音菩薩。観音の中でも功徳が大きいことから、観音の王の意で「蓮華王」と呼ばれることも。西の高野山本堂の一番左側に安置されています。当病平癒・災難除けの御利益があり、子年生まれの守り本尊として、子年生まれの方には特に御守護が厚いとされています。

愛染明王(あいぜんみょうおう)
煩悩を捨てることが悟りにつながるとされていますが、密教では「煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)」という、煩悩があるからこそ悟りを求める心が生まれるという考えがあります。愛染明王は、強い欲望を、悟りを求める心へ変化させていく仏とされています。西の高野山本堂の左手に安置され、良縁・夫婦円満・無病息災・勝利・水商売守護の御利益があるとされています。

身代り不動(みがわりふどう)
不動明王は密教で宇宙の根源とされる大日如来の化身として、どのような人々も正しい道に導くという決意の表れとされています。道を誤った者に対しては怒りを持って臨みますが、道を正しくした者には常に守護をして見守ります。西の高野山本堂の中央に座し、東北三十六不動尊の一つで、身代り不動の名を有します。除災招福・悪霊退散・開運厄除の御利益があり、酉年生まれの守り本尊として、酉年生まれの方には特に御守護が厚いとされています。

勢至菩薩(せいしぼさつ)
勢至菩薩は阿弥陀如来の右脇侍として、智慧(物事を正しく見極める力)の光で照らし、苦しみから人々を救ってくださる仏さまです。西の高野山の勢至菩薩は、本堂右側に安置されております。平安時代のころの作であり、特別な行事の際のみ御開帳されます。家内安全・無病息災・除災招福の御利益があるとされ、午年生まれの守り本尊として、午年生まれの方には特に御守護が厚いとされています。